この章で学ぶこと

  • 「孤独」と「セルフマネジメント」の現実
  • 売上低迷期を支えた「理念」の力
  • あなた自身の行動指針を設定する(WORK 4)

1. 孤独とセルフマネジメント

起業すると、あなたは「社長」であると同時に、従業員がいなければ「唯一の従業員」です。

「いつまでに、何をやるか」を指示してくれる上司はいません。

「本当にこの道で合っているのか」と不安になった時に励ましてくれる同僚もいません。

すべてを自分で管理(セルフマネジメント)し、「孤独」と向き合い続ける必要があります。セルフマネジメントは仕事のみならず、他に代わりはいないため、「健康管理」も仕事の一環として捉えてください。

2.【筆者のリアル】売上低迷期を支えた理念

起業直後、飲食店という業態もあり、最初の半年間はネットやチラシ販促・雑誌に取り上げてもらったことと、目新しさや友人・知人の来客で想定を上回る売上が上がりました。

しかし、その「ご祝儀相場」とも言える時期が過ぎると、売上が思うように立たない時期が訪れました。

会社員時代の営業成績は、ここでは何の役にも立ちません。「全てが自己責任」という重圧に押しつぶされそうになりました。

3.【筆者のリアル】支えとなった理念

売上や利益が上がらず低迷しているのは、お客様から「ありがとう」をもらえていないからだ。その時、私を支えたのが「お客様のありがとう = 利益」という理念です。

4.「ありがとう」をもらうために

ならば、今日は何をすべきか?

  • 飲食店時代: 新メニューの試作、駅前でのチラシ配り、HPのSEO対策。
  • 下請時代: 親会社からの要求品質、単価、納期の100%遵守。日々のカイゼン活動。

「利益」を「ありがとう」に

  • 「利益」を「ありがとう」に置き換えることで、孤独な作業も「未来のお客様のため」という使命感に変わりました。
  • 起業とは「自分との戦い」です。
  • あなたを支える「理念」や「ビジョン」を持っていますか?

5.【WORK 4】あなたの「行動指針」設定シート

✍️ WORK

毎日のタスク

売上がゼロでもこれだけは毎日続けるという「行動(タスク)」を決めてください。

「利益」の定義

あなたにとって「利益」とは何ですか?(例:お客様のありがとう、社会貢献など)

相談相手

不安になった時、誰に(あるいは何に)相談しますか?