第1章:マインドセット変革(起業前)
会社員から起業する際、最初にして最大の壁は「手続き」や「スキル」ではありません。それは「マインドセット(思考様式)」の変革です。
この章で学ぶこと
- 会社員思考と事業主思考の根本的な違い
- "給料"から"売上"へ — 収入の捉え方の転換
- あなた自身のビジョンを言語化する(WORK 1)
1.【会社員思考】vs【事業主思考】の違い
会社員思考 (Employee Mindset)
- 決められた業務を、決められた時間内に行うことで「給料(対価)」を得る。
- 失敗のリスクは会社が負う。
- 「月末になれば振り込まれる」という安定・安心が前提にある。
事業主思考 (Owner Mindset)
- 自ら仕事(価値)を創造し、お客様に提供することで「売上(報酬)」を得る。
- 失敗のリスクはすべて自分が負う(無限責任)。
- 「売上ゼロ」の可能性と常に向き合い、行動し続ける必要がある。
2.【筆者のリアル】「給料」ではなく「売上」で考える
📖筆者のリアル
私が起業を決意した時、もちろん不安や葛藤はありました。安定した大企業の営業トップクラスという立場を捨てる決断は簡単なものではありませんでした。
しかし、それ以上に、仕事量ばかりが増えるのに給料は上がらない現実への失望と「自分の裁量で、お客様に直接価値を届けたい」という強い想いが「起業」という選択をさせたのです。
そして起業初日。会社員時代、あれほど当たり前だった「給料日」という概念が消え去りました。
3.【筆者のリアル】スタートライン
「今月も売上ゼロかもしれない」
この恐怖こそが、事業主としてのスタートラインです。
4.「給料」と「売上」
「給料」は、会社(他人)から与えられるものです。
「売上」は、自分でお客様から「ありがとう」と引き換えに頂くものです。
私が飲食店時代に掲げた「お客様のありがとう = 利益」という理念も、この「売上」に対する恐怖と高揚感の中から生まれました。
あなたは今、どちらの思考で物事を見ていますか?
5.【WORK 1】あなたの「ビジョン」言語化シート
✍️ WORK
本当の理由
あなたが「起業したい」と思った本当の理由(葛藤)は何ですか?
3年後のビジョン
起業して、3年後にどうなっていたいですか?(ビジョン)
会社員思考
「会社員思考」だと自覚している点を3つ挙げてください。
